調剤室から飛び出す 薬剤師

先日 薬剤師会の研修でお医者さんの往診にお供させて頂き在宅診療の現場を 見学させてもらいました。

地域包括ケアセンターいぶきのセンター長畑野秀樹先生の車の助手席に乗せていただき伊吹町の在宅患者さんの家を回りました。

ベットで寝たきりの患者さんもおられましたが、みんな驚くほど元気なご様子。

それぞれの方が、先生の診察を楽しみに待っておられ、先生の往診を心から感謝されていた様子を

実感させてもらいました。

先生がお話されるには「病院は病気を治す所、家は患者さんを元気にする所」在宅で治療する事が大切な方もたくさんおられるとの事でした。

また、「今は看護師さんやヘルパーさんから薬の服薬情報を聞いていますが、薬剤師さんがお薬の管理をして頂くと助かる事もあると思います。」との言葉をかけて頂きました。

そうなんです。今はまだ薬剤師が患者さまのご自宅に出かけ薬の管理をする業務をあまり行っていませんが、薬剤師も調剤室を飛び出し薬の管理をしに出かける事を行います。

薬剤師が、患者さまの家をお邪魔させて頂いた時 畑野先生が来られた事を喜ばれる様に喜ばれ役に立つ薬剤師として日々研鑽しなければと思いました。